安佐南区の定年後の為の全面改装工事。広島の道建設。


閑静な住宅地にある築３０年の住宅です。門構え・玄関まわり、庭のつくりなど要所要所にこだわりを感じる素敵なお宅です。しかし、台所が北向きに配置されているために、暗く冬の寒さをどうにかしたい・・・そこからがこの計画のスタートです。


リビングのポイントとなるコーブ照明の間接的な明かりは空間の高さを強調し、広がりを感じさせます。


シャープでモダンな印象の中にも、あたたかみのある落ち着いた空間が出来上がりました。日中電気をつけずに、庭や空を眺めながらキッチンに立て、とても快適になりました。


コーブ照明といって天井面に施す間接照明で、天井に光を反射させる手法を用いてます。


できるだけ庭木を残しながら車一台分のガレージがほしいというご要望でしたので前面道路に接する位置に、縦列駐車できるように計画しました。ガレージの屋根も、家の佇まいに合うように木で造作。庭に接する部分に格子を設け、防犯にも考慮しました。

　図面

　設計のポイント

５０代後半のご夫婦と母親の世帯という事、細部に亘り繊細な造りに拘りのある住宅という事の点を踏まえ、落ち着きがあり、上質な空間となるよう設計しました。

　担当者からのコメント

打合せではいつも奥様の手作りのお菓子をいただきました。そんな信頼関係を築けたことも喜びの一つです。新しく生まれ変わる住まいに期待をもっていただき、工事自体を大変楽しんでいただけた様子でした。